不動産市場ってお金あるのね、製造業向けの5倍超か

国内銀行の不動産向け融資は急増しててその額が、7―9月期の不動産業向け設備資金
新規融資は2兆9843億円で、製造業向けの5倍超とか。
製造業よりぜんぜん高いとか、やっぱりお金の融資先を新しい産業に
向けないとね。
それにしても不動産市場ってお金あるのね。
全国不動産取引履歴データ

金融庁は、不動産向け融資を足元で急拡大させたり、不動産融資の比率が大き
い一部の金融機関を対象に、リスク管理や今後のビジネスモデルについて聞き
取りを始めた。複数の関係筋が明らかにした。金融庁はマクロプルーデンスの
観点から不動産市場にも注目しており、実態を把握して持続力のある経営戦略
を構築するよう求める方針だ。

一部の地方銀行のほか、外国金融機関の日本法人の一部も対象になっているも
ようだ。金融庁は金融機関のビジネス展開におけるリスク要因として、国債
運用状況、中国経済の動向、原油安などさまざまな点に目配りしているが、不
動産市場の動向も重視している。

関係筋によると、不動産向け貸出は一部の地域金融機関で増加傾向にあり、個
人による貸家向け貸出(アパートローン)や私募ファンドによる投融資などの
増加が目立っているという。

不動産市況について、金融庁は現時点でバブル的な状況にあるとはみていない
。ただ、バブル崩壊の経験から、ひとたび減速すると急速に悪化するリスクが
あり、不動産関連のエクスポージャーが多い金融機関には打撃を与えかねない
と警戒している。

足元で国内銀行の不動産向け融資は急増している。日銀の統計によると、四半
期ベースでは、7―9月期の不動産業向け設備資金の新規融資は2兆9843
億円で、製造業向けの5倍超に上った。